「ASTERⅡ」新機能 後期高齢者の質問票でフレイル度の判定が可能に!

〜フレイル早期発見システム「ASTERⅡ」に後期高齢者の質問票判定機能を搭載~
当社は、現在サービス提供中のフレイル早期発見システム「ASTERⅡ」に後期高齢者の質問票によるフレイル度の判定機能を実装することになりましたのでお知らせします。
後期高齢者の質問票でもフレイル度チェックをしたい
【機能追加の背景】
自治体が実施する介護予防事業では、後期高齢者を対象として「後期高齢者の質問票」を活用するようにと、令和2年度より厚生労働省から通達がありました。全国各地の自治体でも活用が始まりましたが、明確にフレイル度を判定する基準がなく、試行錯誤されています。そこで、エッグは兵庫県多可町・鳥取県倉吉市・鳥取県米子市・島根県益田市に協力していただき、総勢7600名の基本チェックリストと後期高齢者の質問票の回答結果を収集しました。そのデータを匿名化し、分析した結果をもとに後期高齢者の質問票のフレイル度判定基準を作成しました。
「ASTERⅡ」はこれまでも「後期高齢者の質問票」の回答機能を搭載し、回答数の提示をしておりましたが、令和5年4月中旬以降は、フレイル度の判定が提示可能となる予定です。
判定基準策定のための分析結果の論文については、下記URLからご覧いただけます。
◆BMC老年医学
https://bmcgeriatr.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12877-023-03885-3
◆PubMed
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36944957/
「ASTERⅡ」および後期高齢者の質問票の機能について
フレイル早期発見システム「ASTERⅡ」は、高齢者のフレイル度を判定して、高齢者の健康状態を簡便に把握することを目的としたシステムです。
「ASTERⅡ」を導入いただき質問票に回答するだけで、フレイル度は即時に自動判定されます。また、回答結果も自動的にデータ化・蓄積されるため、前回の判定結果と比較して、改善や悪化等の経年変化も表示できます。
既存ユーザーの方は、特にお手元でバージョンアップ等の作業が必要ありません。
未導入の方は、下部からお問い合わせください。

※図で使用しているのは基本チェックリストの判定結果画面です
株式会社スカラおよび株式会社エッグについて
【会社概要】
社名:株式会社スカラ
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ32F
代 表 者:代表執行役社長 梛野 憲克
事業内容 :IT / AI / IoT 事業、ECプラットフォーム事業、HR・教育事業、保険事業、官民共創・コンサルティング事業、投資・インキュベーション事業、グローバル事業
設 立 : 1991年
株式会社スカラ HP
【会社概要】
社名:株式会社エッグ
本社所在地:鳥取県米子市西福原4丁目11-31
代 表 者:代表執行役社長 新田 英明
事業内容 :システム開発・システム保守、ネットワーク構築、Webページ・サイト構築、データベース処理、保健・福祉・医療関係情報ネットワーク構築、インターネットはがき作成・投函サービス「ポスコミ」運営
設 立 : 1949年
株式会社エッグ HP
【お問い合わせ先】
株式会社エッグ 営業三課 担当:谷口
TEL: 0859-36-8881 e-mail: egg@egg.co.jp